セルフメディケーション

 

1.セルフメディケーション推進の狙い。

セルフメディケーションとは「自分の健康に責任を持ち、それを管理することによって、過剰なまでに医療機関を受診してしまうことによる手間と費用を省くことができる。」と、記載されている。

「早い話、医者に行かなくても健康管理によって、または、一般薬によってコントロールできる疾患は医療機関にいかないで治しましょう。」と言うことだ。

今、問題となっている健康保険の危機的状況を打開するための苦肉の策ともとれる。簡単に言えば、3割負担で受けている医療機関での保険料、すなわち7割は政府が保険料から負担していると言うことであるが、少子化によって支払い保険料が減っているため、この7割の負担が政府の重い負担になっていると言うことだ。

その一般薬、健康管理でのセルフメディケーションの推進策としてセルフメディケーション税制ということを始めた。

2,セルフメディケーション税制とは

「セルフメディケーション税制(医療費控除の特例)は、健康の維持増進及び疾病の予防への取組として一定の取組を行う個人が、平成29年1月1日以降に、スイッチOTC医薬品(要指導医薬品及び一般用医薬品のうち、医療用から転用された医薬品)を購入した際に、その購入費用について所得控除を受けることができるものです。」とあります。

少々わかりにくいので、平易に書くと、「健康を保つため、あるいは病気の予防しようとする人が、平成29年1月1日以降にスイッチOTC医薬品を購入した時に、その購入費用に対して、所得控除を受けることができる。」と言うことです。

なお、スイッチOTC医薬品とは「病院あるいは医院で、医師の処方箋でのみ使用されていた医薬品を要指導医薬品、一般用医薬品に転用された医薬品」のことです。

3,セルフメディケーション税制のメリット、デメリット

メリットは、病院、医院嫌いな金持ちは、一般薬局でスイッチOTCを買い、病気の進行を食い止めたり、予防を行っていて、それに対する医療控除なので、メリットは出てくる。

デメリットは一般薬として購入すれば、薬価(厚労省が定める公定価格)の数倍の価格となる。しかも、3割負担となるので、約10倍以上の価格差となる。初診料を取られると計算しても、長期に飲む場合は明らかにセルフメディケーションでは、2倍以上の金額となるのは明らかである。要するに、セルフメディケーション税制を使っても、長期投与されている患者にとっては医療用の薬を使った方が安くなるのは明らかである。

それでも、医者に行くのはいやだ、セルフメディケーションで頑張るという人もいるかも・・・・・・・・・・。それはそれで、okです。

ただ、ここで警告したい’!! 高血圧、糖尿病等でとりあえず検査値(血圧・血糖値)を下げなければならない人は、セルフメディケーションに頼るべからず。

セルフメディケーションで治せる病気と、治せない病気があることを十分に注意。ただ、病院では、治せない症状・病気でも、漢方薬・一般薬でコントロールできる場合もある。

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